スパークプラグ交換開始
5年間スパークプラグを交換していなかったので、点火系のリフレッシュを行います。今回、購入したスパークプラグは、デンソー(denso)のイリジウムタフ「VK20」です。
交換手順は以下の通りですが、Z32のエンジンルームは狭く、ギリギリのクリアランスでパーツが配置されているので、非常に作業がしにくいのです。
- ダイレクトイグニッションコイルに挿さっているカプラーを抜く
- ダイレクトイグニッションコイル固定ボルトを外す
- ダイレクトイグニッションコイルを引き抜く
- プラグレンチでスパークプラグを取り外す
逆の手順で新しいスパークプラグを取り付けます。
1番・4番プラグは簡単に交換可能
1番・4番プラグは何の付帯作業も必要なく簡単に交換できます。プラグレンチの持ち手は短く、力が入りにくいので、鉄パイプを差し込んで持ち手の長さを長くしてトルクアップして作業します。
スパークプラグを緩めた後はピックアップツールで挟んでプラグを取り出します。新しいプラグを取り付ける際もこのツールで挟んで2、3回転ねじ込んでからプラグレンチで規定のトルクで締め付けます。
2番・3番プラグはタワーバーの取り外しが必要
私のZ32はタワーバーを取り付けているので、タワーバーを外さないとプラグの交換はできません。タワーバーのタイプにもよると思いますが、私のは丁度2番・3番プラグの上を塞ぐ形状です。タワーバーを取り付けていない場合は1番・4番プラグと同様に簡単にスパークプラグ交換が可能です。
5番・6番プラグはバランスチューブの取り外しが必要
エンジンルームに向かって一番奥の5番6番プラグはバランスチューブの取り外しが必要です。バランスチューブには3つのガスケットが付いており、再取り付けの際は交換するのが良いのですが、私は液体ガスケットを塗りこんで代用しています。
効果の程は?
5年間交換していなかったスパークプラグにも特に問題は発生しておらず、正直劇的な変化はありませんでした。それでも目に見えない劣化はあるはずなので、大きなトラブルが発生する前に点火系のリフレッシュができました。
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