オイル交換は大体年に3~4回行っています。
私のZ32は古いせいかガソリンによるオイル希釈が起こるので、こまめに換えるようにしています。

Z32のオイル交換に必要なもの

オイルフィルター写真
写真1 オイルフィルター

オイルフィルター+ネオジウム磁石写真
写真2 オイルフィルターと ネオジウム磁石

まずは写真1のオイルフィルター。
純正のサイズではありません。
純正はAY100-NS007ですが、オイルフィルター部にサンドイッチブロックを取り付けているので、純正サイズでは大きすぎて取り付けできず、AY100-NS005相当品を使用しています。
純正より一回り小さいサイズですね。
今回は写真2のように、フィルターの周りにヤフーオークションで手に入れたネオジウム磁石を貼り付けてみます。フィルターでは取りきれない細かな鉄粉も吸着してくれることでしょう。

オイルフィルターレンチ写真1
写真3 オイルフィルターレンチ1

オイルフィルターレンチ写真2
写真4 オイルフィルターレンチ2

オイルフィルターの着脱に必要な「オイルフィルターレンチ」。
純正のフィルターの時は写真4の物を使っていました。
小さいサイズに変えてからは写真3のフレキシブルに対応できるレンチを使用しています。

ドレンパッキン写真
写真5 ドレンパッキン

ドレンパッキンは毎回交換した方が良いでしょう。

日産純正オイル写真
写真6 日産純正オイル

IXL(イクセル)写真
写真7 IXL (イクセル)

オイルは日産純正のストロングセーブ・X、5W30を使用しています。
BPの4000円超えの10W40なども使っていたことがありますが、最近は純正に落ち着きました。
粘度が低い方がレスポンスが良いので私は好きですね。
ただ、ハードな走行をされる方は固めをチョイスした方が良いです。
オイル添加剤は写真7のIXL(イクセル)を使用。
以前はSUPER ZOILを使用していましたが、値段が高いです。なので同じような効果を謳っているIXLに変更。ミッションにもデフにも使用しており、気に入っています。

廃油処理箱写真
写真8 廃油処理箱

オイルを処分するための廃油処理箱
ホームセンターのカー用品コーナーにおいています。
オイルの処分は各自治体の指示に従って対応してください。

Z32オイル交換 作業手順

フェアレディZ32 ジャッキアップ写真
写真9 ジャッキアップ

ようやく作業ですが、まずはパンタジャッキでジャッキアップ。右前をジャッキアップしてウマをかませます。

フェアレディZ32 オイルフィルター ドレンボルト部分 写真1
写真10 オイルフィルター&ドレンボルト部1

フェアレディZ32 オイルフィルター ドレンボルト部分 写真2
写真11 オイルフィルター&ドレンボルト部2

ドレンボルトをソケットレンチなどで手で回せるぐらいまで緩めます。
写真11のように廃油処理箱をドレンボルトの下に配置し、ボルトを手で緩めて取ります。
オイルが流れ出てきて廃油処理箱に吸収されていきます。
今回はダイレクトに廃油処理箱ですが、普段はオイルトレイに受けてオイルの状態を観察してから廃油処理箱という工程を取っています。
この時にジャッキアップしている右側を元の状態に戻して車体を水平にします。その方が古いオイルの排出量が多いです。
廃油処理箱では高さがありすぎて車体を水平に戻せません。オイルトレイに入れて観察すると希釈具合や不純物の有無などが確認できますし。

オイルフィルターをフィルターレンチで取り外します。
フルターの付け根からオイルが溢れてきますので、これも処理箱で受けます。

ドレンボルト写真
写真12 ドレンボルト

ドレンボルト拭き取り後写真
写真13 ドレンボルト拭き取り後

写真12は取り外したドレンボルトです。
これはKYO-EIのマグネットドレンボルト(ニッサン用 M12×1.25 レッド MAG-1)という商品です。
4300ガウスのネオジウム磁石でオイル中の鉄粉を吸着するというものですが、確かに鉄粉が付着しています。
写真13のようにキレイに拭き取っておきます。

使用済みエンジンオイル写真
写真14 使用済みエンジンオイル

使用済みのエンジンオイルです。
見た目は黒いですが、手で触ったところまだ茶色い感じなのでまだ使えそうでした。本当に長期間換えていないオイルは手で触っても黒いです。

フェアレディZ32 オイルフィルター ドレンボルト 組み付け後写真
写真15 オイルフィルター&ドレンボルト組み付け後

写真15のようにフィルターとドレンボルトを組み付けます。
フィルターはゴムのパッキンが車体と接触してから3/4回転の締め付け具合で取り付けます。ボルトの組み付け時にはドレンパッキンの交換を忘れないでください。

オイルジョッキ 新油 写真1
写真16 オイルジョッキ&新油1

オイルジョッキ 新油 写真2
写真17 オイルジョッキ&新油2

写真16のようなオイルジョッキを使うと正確な量のオイルを入れることができます。新油は黄色いですね。
オイルフィルターを交換した場合は3.7リットル、交換しない場合は3.3リットルが規定量です。今回はフィルターを交換したので3.7リットルです。(写真17)
しかし、私の場合は小さめのフィルターに変更していますので、オイルを入れながらレベルゲージで量を確認して規定量になるように調整します。
ゲージのLとHの間になる量は3リットルでした。走行して規定より下回る場合はオイルを追加します。あまり入れすぎるとレスポンスが悪くなるので…。ハードな走行をされる方は多い目に入れた方が良いようです。

フェアレディZ32 オイルフィラーキャップ写真
写真18 オイルフィラーキャップ

フェアレディZ32 エンジン内部写真
写真19 エンジン内部

写真18、19はオイルフィラーキャップの裏側と、オイル注ぎ口から覗いたエンジン内部。いつも通り異常はないようです。
オイル交換を怠っているとエンジン内部が茶色くオイル色に染まるようです。シルバーのままなのでまだまだ元気です。

イクセル添加写真
写真20 イクセル添加

最後はオイル添加剤の添加イクセルは初めて使用する場合はオイル量の5%、次回以降は3%。今回は3リットルのオイルを入れたので3%の90ccを添加します。

これでオイル交換は終了です。

Z32にオススメのエンジンオイル(2011年11月6日追記)

2011年11月6日現在、以下のエンジンオイルを入れています。
2011年5月にオイル交換しましたので、ほぼ半年経っています。 半年経ってもシフトーフィーリングもスムーズなままで、オススメのエンジンオイルです。流石、Castrolといったところでしょうか。