トルクレンチとは?
トルクレンチとは、所定のトルクでねじを締め付けるための作業工具と、締め付けられたねじのトルクを測定するための測定工具です。
締め付け不足による緩みや、締め過ぎによる破損、あるいは締め付けの個人差による製品品質のばらつきを防ぐため、トルクレンチが用いられています。トルクレンチは、形状・構造によってシグナル式トルクレンチと直読式トルクレンチに分けることができます。
- プリセット形シグナル式トルクレンチ
シグナル式トルクレンチは、あらかじめ締め付けたいトルクを設定しておき、カチンという感触と音で締め付けトルクに達したことが分かるトルクレンチです。 - プレート形直読式トルクレンチ
直読式トルクレンチは、負荷されているトルクを目盛にて読み取るトルクレンチである。最大値を保持するような機構(ピークホールド機構)を有するものもあります。
他にセンサによってトルクを検出し、デジタル表示されるタイプもあります。
以上出典はフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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Z32のメンテナンスへのトルクレンチの利用
私がZ32のメンテナンスに使っているのは差込角1/2″(12.7mm)のプリセット形シグナル式トルクレンチです。(写真1、2)
ホイールナットやマフラーのフランジボルトの締め付けの際等に使用しています。トルクの測定範囲は2.9~21.4kgf/m(28NM~210NM)です。プリセット形シグナル式トルクレンチでは最小の値以下の測定はできないので、もっと小さなトルクで締め付けたい場合は差込角が3/8″(9.5mm)や1/4″(6.35mm)のものを用意すると良いでしょう。
トルクの測定範囲は3/8″(9.5mm)は2.0~10.2kgf/m(21NM~105NM)、1/4″(6.35mm)は0.49~24.5kgf/m(5NM~25NM)が一般的なようです。
特に今のままでも不自由はしていませんが、1/4″(6.35mm)を買い足しても良いかなと思っています。
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