Z32のブレーキマスターシリンダーストッパーについてです。
ブレーキマスターシリンダーとはブレーキペダルとブレーキキャリパーまでの間にある油圧を制御する部分です。Z32の場合はエンジンルーム向かって左奥にあります。
私のZのブレーキフィーリングは「フニャフニャ」した感じで、踏んでいる割には効かないという印象でした。
これはノーマルの状態ではブレーキマスターシリンダーが前後に動き、キャリパーへ伝わる力が逃げている事が原因の一つです。この前後への動きを固定して力が逃げるのを抑える「ストッパー」が今回採り上げたブレーキマスターシリンダーストッパーです。
ブレーキフィーリングを少しでも改善するためのチューニングとして、自作して取り付けました。

Z32 ブレーキマスターシリンダーストッパー写真1
写真1 ブレーキマスターシリンダーストッパー1

Z32 ブレーキマスターシリンダーストッパー写真2
写真2 ブレーキマスターシリンダーストッパー2

私は「フェアレディZオーナーネットワーク[FALCON]」の「マスターシリンダーストッパーを自作する！」ページを参考にして製作しました。
こちらのページには作製に必要な図面が掲載されています。
私はステンレスを加工する技術は持っていないので、3mmのアルミ板を加工しました。

Z32 ブレーキマスターシリンダーストッパーの取り付けを終えて

Z32は車体重量1.5tに対してブレーキシステムが弱く「止まらない」などと良く言われます。確かに私もZ購入当初は止りにくいと感じていました。
ブレーキマスターシリンダーストッパーを取り付けてからは、ブレーキのタッチがクイックになり、ダイレクト感が増しました。フニャっと力が逃げている感じは無くなりました。
市販されているものもありますがNA車取り付け不可だったりするので、時間がある方は自作されては如何でしょうか。

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